2015年08月10日

「無頼伝 涯」 事実は小説よりもマンガよりも奇なり

「事実は小説よりも奇なり」という。

埼玉愛犬家殺人事件、北九州監禁殺人事件、宅間事件、小説やマンガよりもぶっ飛んだ犯罪も頻繁に起こっている。
一昔前なら、「地震で大津波が来て原発が爆発します」なんてストーリーを書いたら笑われていただろう。


「無頼伝 涯」(講談社)

「カイジ」や、以前に取り上げた「最強伝説 黒沢」の福本伸行さんによる作品。
資産家の平田家の陰謀により、殺人犯の濡れ衣を着せられた少年による復讐劇。
主人公は警官を圧倒しながらも、自分の正しさと、自分が無力ではないことを証明するために、大人しく逮捕されることを選択する。
だが彼は平田家の運営する恐ろしい矯正施設に送られ、脱走を試みるというストーリー。

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このマンガに出てくるような「暴力と洗脳による少年矯正施設」が現代の日本に実際に存在していたのは言うまでもないだろう。
そこの校長が、自分が刑務所に入れられたら「刑務所は人権を侵害している!」なんて叫んでいたのはギャグマンガ以上に奇なりだった。

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森泉自体がマンガみたいなキャラだ。
あんなキャラ、まともなストーリーマンガには出てこない。
ギャグマンガに出てくるようなキャラが実在している。


たった1人で森家の栄華を終わらせる人間が現れることなど、まだ誰も信じていない。
そんなマンガのような話があるわけないと。

だが、現実は小説もマンガをも超える

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morihikari at 19:42│Comments(0)マンガ 

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